みなさんこんにちは🌞
本日の二パータ行田は、ちょっとした豆知識についてお話ししていきます!
内反尖足とは
体を動かすための指令は,脳から脊髄を通って末梢神経,筋肉まで伝わります。
このうち脊髄までの部分を上位運動ニューロンと呼びますが,ここに障害がおこると内反尖足を生じる場合があります。
代表的な疾患としては,脳卒中があげられます。 脳卒中の直後は弛緩性麻痺といい,筋の緊張が低い状態となりますが,徐々に筋の緊張が上がり痙縮と呼ばれる状態が生じます。
そのなかで、下腿三頭筋や後脛骨筋に痙縮が生じると足関節が内反尖足位をとるようになります。⚡️⚡️
内反尖足を持つ人は特徴的な歩行を示します。
まず、足が内反しているため足の外側(小指側)から足をつく場合があります。足の裏全体で体重を支えることができないので,反対の足を振り出すときにとても不安定になります。
また、尖足位にあることで足を振り出そうとしたときに地面につま先を擦るおそれがあります。足を振り出しているとき,つま先と地面の距離が十分に確保できないと、つまずきやすくなり,転倒の危険性が上がります。🦵
今日はここまで、次回は対策についてお話ししてきます。